【作品がもたらす縁】

【作品がもたらす縁】
舞台の本番が無事終わり、演劇仲間たちとの打ち上げで老舗劇場スズナリさんの中にあるBARでの会は気づけば深夜2時過ぎ。新しい表現に向き合い仲間と語らうかけがえのない時間となりました。

そのご縁という話からの派生になりますが…

今回の【金色の魚】という題材は、パウル・クレーの絵画からインスピレーションを受けた谷川俊太郎さんの詩を引用しており、想像の域は出ませんが…それをベースに脚本が立ち上がっている。
またそれが偉大な俳優たちに選ばれ上演され続ける。

その発表の本公演中!きのうは【金色の魚】の劇作家・竹内銃一郎先生がアトリエに来られるなど…(後から演出家の方からお聞きして、残念ながら私はお見かけはできませんでしたが)
1人の偉大な画家や詩人の作品を出発点に様々な縁に繋がるー。本物の作品だけが持つ、世紀や時空さえも超える魅力の力。そうしたロマンやミラクルな側面も凄く感動します。

そうした中…きのうは本番前に谷川俊太郎さんの訃報ドキュメントを伝えさせて頂く機会にも恵まれ本当に嬉しかったですし私なりの思いを声に込めて伝えさせて頂きました。

ナレーターは基本的に読む原稿を選べるわけではなく全くの偶然なのですが、、【金色の魚】のヨリコ役として、偉大な作家の生前の功績を伝えさせて頂けることは本当に光栄であり嬉しかったです。作品を掘り下げて原作や過去の上演作に触れたりも一興。今回ご縁させて頂いた他の作品も原作を是非読んで仲間と語らいあって更に脚本理解を深めていきたいと思っております。

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